ジャングル生活〜ココナッツのゲットの仕方、食べ方、効能〜
フランスからこんこんばんは^^
テント担いで世界一周中の@ayatanedです!
私達は2年前、バヌアツ共和国という国でジャングル生活をしていた事があります。
毎日3〜5個ずつココナッツを飲み食べしていました。
同じ木からデキたココナッツでも一つ一つ味が少し違って、当たりハズレが激しくて面白いです。
薄味なのでパンチがあまりなく、好き嫌いが別れますが、天然のスポーツドリンクとも言われ、栄養素満点でニキビなど肌の荒れにも効果があります!
今日は、そんなココナッツの事について語っちゃいます。
正直このブログをまとめるのに2日間かかりました(遅)
ココナッツのゲットの仕方
10m以上の高さのあるヤシの木。
背伸びして届く物ではありません。
自分で登るのを試みたものの、意外にめちゃめちゃ難しい!
なので体重身軽なお猿君達に、登って落としてもらってました。
専属ココナッツピッカーの2人(笑)
周りにお猿君達がいない時はこのような長い棒でつっつく。
ココナッツの飲み方
東南アジア(マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア等)では、既に穴が空いてストローが刺さった状態で販売しているのがほとんどですが、、、
自分達でゲットした場合は、自分達で皮を剥き、穴を開けなければなりません!
現地人が使用している自作ココナッツ剥き棒。
先がトンガっています。
この先っぽを目掛けて叩きつける。
結構固いです。
ナイフを使用して切り落とす。
という方法のが一般的に知られていますね。
外皮を、ナイフを使用して少しずつ皮を切り落としていくと茶色い殻が現れます。
ストローがないのでこのままガブ飲みw
ココナッツの食べ方
ココナッツウォーターを飲み終えたら、やっと果肉を食べれます!!!
ナイフで殻を叩きパックリ割り、中の白い果肉(コプラ)が食べれる部分になります。
ちなみに外皮は、内縁のカーブと形が一致するのでスプーン代わりになり、
簡単に可食部を削ぎ取ることができる。
賢いですね。
味は、ココナッツサブレの味を想像していただければ想像付きやすいですかな?
兎に角甘くて想像通りの味です!
果肉部分は、物によって固さが違います。
ぷるぷる柔らかいゼリー状の物から、固いポリポリした感触の物まで。
余談
漫画『美味しんぼ』でも書いてあるそうですが、ココナッツの中身って、わさび醤油で食べると美味しいんらしいんです。
強いて言うならイカの刺し身の感覚らしい。
日本でも精進料理のメニューとして出しているところはあるようです。
ゴミのはずのココナッツの外皮がある事に活用!
ココナッツは現在ジュース、お菓子、オイルやミルクなど食用から美容にかけて使われていますね。
しかし、なんと!!!
使えるのはそれだけではないのです!!!
殻はコップやお皿としても使われています。(写真手前の3つ)
この液体は、バヌアツやフィジーで飲まれるカバという飲み物なのですが、話すと長くなるので、これについてはまた今度お話しします*
また、それ以外にも、、、、
燃料などにも使われいて、、、
捨てる所がほぼない果物!!
私達が過ごしたジャングルには、もちろんガスなんてありませんでしたので、火を焚いて料理をしていました。
このフサフサな外皮は火をスタートするのにとても便利な存在です。
美味しいココナッツの見付け方
ジャングルには沢山まだ中身の入った誰も手をつけていないココナッツが落ちています。
ラッキー!!木に登らなくても食べれるやーーん!
て思ったものの、、、
飲んで見たら、酸っぱかった(泣)
既に落ちてしまっている物=鮮度が落ちてしまっている
との事なので美味しくないです。
なので、必ず木から落としましょう!!
また、スーパー等で購入する際には、小さくて若い実が良いです。
欲張って、大きい実を選んでしまうと変な味がする確率が高いです。
効能
ココナッツは、部位によって効能やカロリーが変わってきます。
ヤシの実の種子の内部にある大きな胚乳からとれるのがココナッツミルク。
そのココナッツミルクから油分を分離させたのがココナッツオイルで、ココナッツ独特の甘い香りが漂います。
果肉部の効能
ダイエット効果
ココナッツの栄養といえば代表的なのがこの中鎖脂肪酸です。
普通の油に含まれる長鎖脂肪酸に比べて効率的に分解・燃焼されるのが特徴です。
体の脂肪を燃焼する効果もあるのでダイエットにも有効です。
脂肪燃焼を促す
からだはエネルギー源となるブドウ糖がなくなると脂肪を分解してエネルギーにします。その新たなエネルギー源が「ケトン体」です。ココナッツミルクはケトン体を生成し、脂肪燃焼を促してくれるのでダイエットの大きな助けになります。食欲を抑える働きもあるので食事をするタイミングに合わせてケトン体を増やした状態にしておきたいですね。
むくみの改善
適度な運動や食事制限をしていてもなかなか効果があらわれない人はむくみが原因かもしれません。ココナッツミルクにはむくみ改善の効果が期待できるカリウムが、牛乳の1.5倍も含まれています。カリウムはミネラルの一種でからだの中に増えすぎた塩分を排出し利尿作用を高めてくれるので、脚やせにも有効です
インフルエンザ予防
ココナッツオイルには抗菌作用があり免疫力を高める効果があります。
ラウリン酸には、抗菌作用があり免疫力を高め細胞を強化する働きがあり、インフルエンザなどの感染を予防する効果があります。
ラウリン酸は中鎖脂肪酸の一種で、母乳にも含まれている成分で体内に吸収されやい特徴があります。
液体部の効能
スポーツドリンクよりも栄養価が高い
ココナッツウォーターには身体に良い有機化合物が含まれており、運動後の飲み物として優れた性質を持っています。
バナナより多くのカリウムを含み、脂肪分やカロリーやコレステロールが低いため、牛乳や大半のスポーツドリンクよりも健康的であることが示されています。
二日酔いに効く
ココナッツには、ナイアシンという栄養が含まれています。
ナイアシンはアルコールの代謝を促す作用がある栄養のため、二日酔い防止に効果があります。
さらに、ナイアシンは皮膚や粘膜を健康に保つ効果や補酵素として三大栄養素の代謝を促す働きもあります。
高血圧対策
ココナッツは、カリウムも含んでいます。
カリウムは、細胞内の水分浸透圧を正常化する効果がある栄養です。
水分を多く摂ったり塩分の多い食事を好む方は、カリウムを多めに摂ることで栄養のバランスが良くなります。
高血圧対策にも効果的ですね。
筋肉の収縮を正常化させる働きもあるので、脚のけいれんが気になる人にもおすすめの栄養です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?こんなにも沢山の栄養素があるのは魅力的ですよね!
日本でも、楽天やアマゾンはもちろん、コストコやカルディーなどの海外スーパーで購入できるようなので、是非お試し下さい(*^^*)
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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