ヤシの木って[幹]も食べれるの?!ヤシの葉で作れる仰天な物達も紹介
フランスからこんこんばんは^^ テント担いで世界一周中の@ayatanedです!
前回ヤシの木の実の食べ方についてお話ししましたが、、、、
実は木の幹の部分も食べれちゃうのは、ご存知でしたか???
どうやって食べるの?
バヌアツ共和国でジャングル生活をしていた際、現地人と3日間のトレッキングに行く機会があったのですが、
食料はほぼ持参せず、ジャングル内にある物をその都度狩る時給自足スタイル。
当初は、こんなんで生き延びれるのか不安でしたが、彼らの生命力に繋がる食事は凄い。
まさか、ヤシの木の実だけじゃなく、幹まで食べれるとわ!!!!
ゲットするのは、3〜5歳ほどの若いヤシの木!
ナタで葉を切り落とし、斧で幹を切り倒す。
すると幹の中心部には柔らかい白い部分があって、
そこが食べれちゃうんです!!!
どんな味??
食感はシャクっとしていて、他の食品に例えるとタケノコって感じです!!
匂いも無く、幹の中から出てきたとは思えない程美味しい!
味の主張が少ないから、何にでも合いそう!
生でも美味しい!!
調理しても美味しい!!
ちなみに3〜5年もかけて育った茎を切り落としまうのはモッタイナイ!
と思いましたが、多くの茎を持つヤシなどは適度な収穫を行っていれば挿し木(今ある木の茎の一部分を切り取り、土に挿して発根させるという増やし方)も可能なようです。
(一本の種、非栽培種などでは、採ると木が死んでしまう事も稀にある(悲))
ちゃんと名前もある!?
こちらの幹の中身、一応名前もちゃんと付いてて、英語でハート・オブ・パーム(Heart of palm)=「ヤシの芯」という意味になります。
ウィキペディアで調べたら一応野菜という分類にあたるらしい。
ヤシの木って何種類あるの?
ちなみにヤシの木って、この世に3500種類以上もあるらしいんですよ!!!
地域によっては同じヤシの木でも、実が木にくっついてるのと、落ちた後とで名前が変わり、色の違いでも名前変わってたりするとか(笑)
どのヤシの木の幹も食べれるという訳ではないので要注意です!!
おもに、ココヤシ、ジュサラヤシ、アサイー、サバル、チョンタドゥーロという種類の物が食用なようです。
調べてみると、、、 フランス、中南米(特にブラジル)では、もともと自然食品として広く食され、サラダやシーフード料理や肉料理に、又、ソテー、マリネ、グリル等多様なメニューに採用されています。 との事!
フランス2ヶ月住んでるけど、全く聞いたこと無かった!外食しないからかな?:D
明日スーパーで探してみよー!
しかし、挿し木できるとはいえども、育つのにはそれなりに時間がかかります。
一本の木からたったこれしか食べる場所がないので、高級品になります。
栄養価は?
カロリーを抑えコレステロールゼロ、繊維質が多く含まれている食材です!! ビタミンA 、ビタミンC、カルシウム、鉄分なども同時にとれます。
ヤシの葉で作られる仰天品
また、ヤシの木のすごい所はそれだけではありません。
なんと、、、、!!
葉っぱ部分も様々な事に使えてしまう!!!
まず、ホウキ。
ジャングル散策中、現地人が拾ってお家に持って帰っていた。
次に
カバン。
私の購入したカバンもヤシの木の葉から出来たハンドメイド。
次に カゴ
シート。
ココナッツの葉っぱから出来たシートでココナッツの実を食べるの図(笑)
これに関しては、ヤシの木の葉で覆われた屋根の下で、ヤシの葉から作られたシートでヤシの実を食べつくした図(笑)
帽子
そして最後は、、、
まさかのーーーー!
お家!!
ヤシの木の葉って意外と頑丈なんです。
ある日雨が降った際、雨漏りを心配しましたが、分厚く覆ってある為しっかりとカバーしてくれました。
作ろうと思えば何でも作れちゃうって素晴らしいですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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