Ayami and David

テント担いで世界一周中

 

ヨーロッパで1番新しい国『コソボ共和国』の料理と物価。

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コソボ共和国からこんにちは!
世界一周の@ayatanedです!

はじめに

現在バルカン半島(東南ヨーロッパ)を巡っており、アルバニア共和国からコソボ共和国に移動し、52カ国目に突入しました〜

コソボ共和国といえば、ヨーロッパで一番新しい国。

今日はそんなコソボがどんな国かお話ししていきます。

 

どんな国?

未承認国家

2008年に独立を宣言し、コソボ共和国を名乗っていますが、国連加盟196カ国のうち半分しか正式な国としては認められておらず、まだ未承認国です。

コソボでは1981年頃から独立の機運が高まり、最終的には周辺国を巻き込んだ紛争に発展。

20年前に紛争

1999年、NATOがセルビアへ空爆を実施するに至りました。
ユーゴスラビア内のセルビア系が多数のセルビアとアルバニア系が大多数のコソボ地域において民族紛争が発生しました。

私は世界史に疎いもので、この国へ来るまでこの紛争について知りませんでしたが、相方いわく20年前カナダではこのニュースが頻繁に報道されていたそうです。

治安

上記の出来事から、相方のお母さんは、コソボ=危険というイメージがあるらしくとても心配されましたが、そんな心配とは裏腹。

20年前に戦争が行われたとは思えない町並み、少し貧しい部分もうかがえますが、国民は平和に暮らしております。
(未だに問題は抱えていますが)

また、観光客が少ない為街を歩く際は視線を感じますが、Helloと挨拶してくれる人も多く治安は良い方です。

年配の方はあまり英語が通じませんが、若い子達には通じるのでわからない事ができた際は若い子に話しかけるといいです。

 

国境問題

こちらのグーグルの地図で見れば分かるように、コソボは点線で区切られているだけであり、セルビアの一部として扱われています。

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しかし、コソボの人口の約90%は隣国のアルバニア人、セルビア人はたったの5%しかいません。
そのため基本的にコソボは、親アルバニア、反セルビアです。

街中にもセルビア国旗ではなく、コソボとアルバニアの国旗がたくさんあります。

また、観光客の私達に影響がある事なのですが、コソボからセルビアの国境は越えられない事になっています。セルビアからコソボの逆方向は入国可能なので、バルカン半島を旅する際はある程度のルートを計画しておく事をおススメします!

 

コソボの国旗と意味

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青地に金色で描かれているのは、コソボの地形になります。

また、上部に配置された6つの白い星はコソボに居住する6民族(アルバニア人、セルビア人、トルコ人、ロマ(アッシュカリィおよびエジプト人を含む)、ゴーラ人、ボシュニャク人)の調和と団結を表してると言われています。

 

古都プリズレン

激安ホステル

Arra Hostel

21歳と23歳の兄弟で経営しているホステルなのですが、色々と太っ腹なのです。

宿泊代+BBQ+ビール飲み放題で1000円!!

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しかもホステルからの景色は最高です。

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このホステルはあくまでバックパッカー用であり、個室は無く全てドミトリーです。
普段おとなしくテント泊している私達はドミトリーに泊まるのが新鮮でした~

ちなみにBBQは、夏はほぼ毎日行うようですが、今の時期は二人の気分次第で行うそうで、私達はたまたま出くわしてラッキー!!

 

自然の中をお散歩

まったり歩いて1時間ほどで楽しめるお散歩コースがあります。

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丘の上にあるお城からスタートするのですが、そこからはほぼ下り坂なのでラクチンコースです。

走ってエクササイズしている現地人も沢山いました!

決して最高の景色!!というわけではありませんが、体を動かしたいなぁという方には良いお散歩道です。

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ハマム

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私が大好きな公衆浴場ハマムを発見!!

こんな事も過去にありましたが、

今でもハマムを見つけるとテンションがあがります。

入る気マンマンだったのですが、まさかのお休み。。。チーン

 

モスク

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コソボはイスラム教とキリスト教のミックスであり、モスクも教会も街のあちらこちらにあります。

 

飲料水

街の所々にこのようにお水がチョロチョロ出ている物体があります。

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このお水は飲料可能なので、長らく水道水が飲めない国にいた私達からすると有難いです。

コソボ料理

コソボに住んでる90%はアルバニア人であるため、コソボ料理は、ほぼアルバニア料理と同じです。

ケバブ

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日本でいうケバブとは、ちょっと違います。

牛ひき肉を棒状にまとめたもので、柔らかい歯ごたえです。

パンとフライドポテトとサラダが付いて3ユーロ=375円

レストランによっては、1本単位で販売している所もあり、何本いる?と聞かれる時もあります。

 

ミートボール

3つで2ユーロ=250円

料理を頼むと基本勝手にパンがついてくるのですが、このミートボールと和えてるソースが美味しくてパンにつけてペロリでした。

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ムサカ

1個2ユーロ=250円

上の写真の下の料理。ギリシャでもよく食べたのですが、ラザニアに似ています。

中身はお店にもよりますが、基本ジャガイモと玉ねぎを層状のパスタに挟み、チーズをトッピングしてオーブンで焼いたものです。

 

主流のサラダ

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このチーズの乗せ方からして、もはやグリークサラダですね。

 

コソボのお酒

伝統酒ラク(Raki)

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トルコなどの中東でもよく飲んだ思い出のあるRaku。

種類が沢山あり、ベースはコニャックのような味で、度数は40から60度のものまであります。

値段はピンキリで安いものは1本300円から購入できますが、写真のLakiは500㎖で6ユーロ=750円。

 

ビール

旅先の地ビールは飲んでおきたいものですね。

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コソボを代表するペーヤビール(PEJA)は日本のビールに近いピルスナー。
程よくコクもあり、日本人好みの味だと思います。

500㎖缶を1本60円から購入可能です。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

バルカン半島の料理は基本ギリシャで食べてきたものと似ています。

また、ヨーロッパの物価って意外と安いという事を再確認できました。



フランスでは外食だけはバカ高くてできなかったですが、東南ヨーロッパは外食さえもお財布に優しい値段なので毎日外食でも大丈夫なのが嬉しいです^^

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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