スイスに行くついでに気軽に寄れるフランスの2つの街『ミュルーズ』『コルマール』
ギリシャからこんにちは^^
世界一周中の@ayatanedです!
はじめに
リアルタイムは既にギリシャへ移動したのですが、先週訪れたフランスの2つの観光地を紹介します。
スイスとドイツの国境に近い、フランスの街ミュルーズとコルマール。
パリからコルマールへは電車で2時間半前後かかってしまう所、スイスの観光地バーゼルからであれば、電車で40分程で到着することが出来ます。
ちなみにこれから紹介する2つのフランスの都市は、電車で20分で行き来できる為、一日で両方周ろうと思えば無理ではないです。
それでは一つずつ紹介していきます。
ミュルーズ
スペルはMulhouseと書くので、ムルハウスと発音したくなりますが、大間違い(笑)
相方カナダ人はなかなか覚えれず、もはや敢えて【ムルハウス】を突き通して、フランス人に何度もつっこまれて面白かったです。
ミュルーズの町は、ある寒い冬の夜、粉屋の娘が傷ついた戦士を助け、その二人が結ばれたことから生まれたと言われています。
ミュルーズという名前は803年に初めて歴史に登場しますが、、当時はミュランユソン(水車小屋)と呼ばれていました。
ミュルーズは1798年にフランスに統合されるまでは、スイスの州と連合した小さな独立した共和国で、同業組合によって統治されていました。
現在も歴史地区の歩行者専用ゾーンには、同業組合の名残を見ることができ、スイスとの連合を思い起こさせる遺産も数多く残ります。
歴史遺産に加え、現在ではスポーツや文化、大学などの施設も作られ、若々しく活力のある町ミュルーズは魅力的な生活空間を提供しています。
CADや通信、サービス産業など新しい産業分野も次々に誕生。
恵まれた地理的条件と並はずれた通信網により、ミュルーズは企業家精神、プラグマティズム、チャレンジ能力、共通財産の保護、もてなしの伝統を組み合わせた“ミュルーズ・モデル”に基づいて、21世紀に臨んでいます。
主要な史跡・文化施設
2008年11月11日に、ミュルーズは、フランスの“芸術と歴史の町”ラベル(建築や自然や産業などの伝統を保護・活用する政策をとるフランスの自治体や地方に対し、文化相が与えるラベル)を取得しました。
歴史地区の中心にあり、中世期からすでに町の政治・宗教・経済の中心地だった場所。市場や縁日が開かれ、広場の両側には市内でも最古の家々が並びます。
サン・テチエンヌ寺院
周りに高い建物がないので、遠くからでも目に入るのがこのTemple Saint-Étienne(サンテティエンヌ寺院)。
13世紀から16世紀にかけて造られた大聖堂は、主教教会、大聖堂、教会参事会、ノートル・ダム・ラ・ロンドとしての役割を持ち、独特の設計となっているプロテスタントの教会。
身廊の高さが42mに届くサンテチエンヌ大聖堂は、ヨーロッパのゴシック建築のなかでも最も高い建築物のひとつで、ステンドグラスの面積は6500 m² に達し(13世紀から20世紀にかけて作られ、一部はシャガールによる制作)「ランテルヌ・デュ・ボン・デュー(神のランプ)」という愛称で親しまれています。
ピンクの市庁舎
サン・テチエンヌ寺院の隣にある、目立つピンク色の建物。
歴史博物館でもあり、中に入る事もできます。
市庁舎だけでなく、町を歩いていると、所々このようにペイントがあります。
また、お洒落なレストランも沢山ありますが、私達は贅沢できないので、自炊かケバブ。
本格的なケバブ
ヨーロッパは、中東からの移民が多いので、本場のケバブがあちらこちらで食べられます。
この大きさで5ユーロ(635円)は、フランスではありがたい値段です。
私達は行ってないけれど、その他の主な観光地
自動車博物館
ミュールーズ郊外に位置する国内最大級の博物館。
クラシックカーからレーシングカーまで、98社の500台にのぼる名車が展示されているそうです。ロールスロイス、メルセデスベンツ、フェラーリ、ジャガーなど、世界各国の高級車が集結!
特にブガディのコレクションは必見で、何十億円もする車も展示されているそうです。
一度は見てみたい物ですね!
鉄道博物館
鉄道博物館(Musée du Train)
ヨーロッパで最大規模の鉄道博物館。蒸気、電気、ディーゼルのさまざまな年代物車両のほか、豪華列車の内部や多種多様な機関車・車両設備を展示しているそうです。
コルマール
歴史地区の絵のような水路と路地が可愛い町。ミュルーズ駅から電車で20分アクセス可。
コルマールは「アルザス・ワイン街道」のほぼ中間に位置し、「アルザス・ワインの首都」とも呼ばれています。
お洒落な駅
電車を降り、後ろを振り返ると駅の建物からもうお洒落です。
伝統的な木組の家
第二次世界大戦中の激戦地のひとつであったアルザス地方の街でありながら、コルマールは奇跡的にも戦禍を免れました。
このため街角には木組みの家の街並みや石畳の道など中世からルネサンスにかけての面影が色濃く残ります。
パステル調のしゃれた家並みが運河の水に映え、イタリアのヴェニスを彷彿とさせることから「プチット・ヴニーズ」と呼ばれる地区を散策していると、メルヘンの世界にまぎれこんだような心持ちになります。
このようにボートに乗る事もできます。
(写真右下)
すごく楽しそうですね(笑)
ここに来れば、イタリアに来た気分も味わえます(*^^*)
サン・マルタン教会
とりあえず座る相方
ステンドグラス
信仰本と絵画
相方が撮ったのですが、このアングル良いセンス!!
街を歩くと可愛くデコレーションされてるレストラン
バレンタインに連れてきてもらいたいですね(笑)
クリスマス・マーケット
フランスのクリスマスマーケットといえば、ストラスブールが有名ですが、コルマールも負けてない位素晴らしく、クリスマスの1ヶ月前からお祭りムードで賑やかな雰囲気に包まれるそうです。
日暮れと同時に、中世から19世紀までに建てられた古い建物のファサードにはゆっくりと光が灯されていきます。
街路はクリスマスカラーに輝き、民家やブティックには可愛らしいデコレーションがなされ、オレンジやシナモンの香りが漂う通りを人々が行き交います。
コルマール市内ではドミニカン広場、ジャンヌ・ダルク広場、旧税関前広場、シス・モンターニュ・ノワール広場、コイフュスの5か所でクリスマス・マーケットが開催され、どれもが少しずつ異なった個性的な雰囲気を醸し出しているそうです。
最後に
スイスに行くついでに気軽に寄れるフランスの2つの街『ミュルーズ』『コルマール』いかがでしたでしょうか?
この2つの街は、教会好きな方に特におすすめの街です^^
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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