激安!アラブ式公衆浴場【ハマム】 マッサージからの唇にキスされた話。
チュニジアからこんばんは。
テントを担いで世界一周中(49カ国目)の@ayatanedです!
昨日は、チュニジアの公衆浴場【ハマム】に行ってきました〜!
ハマムに訪れるのはこれで6カ国目(カザフスタン、ウズベキスタン、ジョージア、モロッコ、トルコ、チュニジア)ですが、その国々少し違った雰囲気が楽しめて、もはやハマムマニアです。
現在Le Kefという街にいるのですが、この街でもキャンプ禁止令を出され、警察がボディーガードに付いている為、、、
チュニジア人のお宅でお世話になってます。
ハマムに行きたい旨を伝えたら、彼女のハマムセット一式を貸してくれました!
バケツを丸ごと持ってハマムに出向くのがチュニジアスタイルらしく、私もバケツをカバンの代わりに家を出ました。
恥ずかしい〜
と思ってたものの、、、
ハマム付近に来れば仲間がいたので安心。
チュニジアでは普通なのですね。
そしてようやくこの街にある唯一のハマムに到着。
(写真左側がハマム)
ガードマンに送ってもらいましたが、一人じゃ見つけられないような場所にあります。
それでは今日は、初めて書くハマムの記事になるので、簡単に説明をしていきます。
ハマムとは?
アラブ式のスチームサウナであり、北アフリカ、中東、中央アジアでは伝統的な癒やしの施設です。
その昔、あまり外出することができなかったイスラム教徒の女性にとって、
ハマムは、唯一の社交の場でありました。
料金
入場料 3TND=116円
アカスリ 2TND=77円
マッサージ20分 2TND=77円
合計7TND=270円
1TND=38.9円 (2018年11月30日現在)
いつもアカスリとマッサージをお願いするのですが、今日訪れた場所は、今まで訪れた国で一番格安でした。
持ち物
-必ず必要な物-
*お金(基本預ける所が無い場所がないので、少なめに持参しましょう)
*バスタオル
*着替えの下着(下だけ履いて室内に入るので、忘れた場合はノーパンで帰る事になります)
*シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ
*飲料水(汗をかくので水分補給大事です)
-あるといい物-
*アカスリ(現地人は全員持参してます。お金を払えば、おばちゃんにコスッてもらえますが、他人の使い回しに抵抗がある方は持参しましょう)
*トリートメント(部屋がスチームなので髪に馴染みやすいです)
*サンダル(たまに地面が暑い箇所があるのであると無難です)
*小さめのタオル(恥ずかしい人はタオルを使って隠しましょう)
*バケツ(これはチュニジア限定。現地人は全員持参していましたが、借りれるはず)
工程
ハマムは、場所によってはプライベートの個室もありますが、
公衆浴場の場合はもちろん男女別です。
イスラム教徒の女性は、家の外から出る際は頭にスカーフをかぶり、異性に髪の毛すら見せてはいけないのですから、混浴のはずがありませんね。
また場所によっては、男女、時間交代制の所があるので、行く前に時間を確認しておきましょう。
こちらが更衣室。
ここでパンツ一丁になります。
(男性の場合も同じです)
荷物はこの更衣室に置いていく事になります。
貴重品を受付のおばちゃんに預けてるチュニジア人の方もいました!
それでは、ハマムの世界へレッツゴー!
アカスリの前に体を温めるべく、スチーム状態のサウナ室で10分前後リラックス。
そしてタイルで出来た土台(だいたい床の時が多い)に乗り、アカスリが始まりました。
アカスリをやられた事がある方はわかると思いますが、想像以上の量の垢が出て、気持ち悪いけど、とても気持ちいです。(どっちw)
前まで恥ずかしーとか思ったけど、今はドンドン出してくれーー!
と心の中で念じます。(笑)
そして昨日は、初めて顔までガッツリこすられ笑いました。
身体の隅々までコスってもらったら、石鹸をつけてマッサージが始まります。
おばちゃんとはジェスチャーで会話してたのですが、英語を話せるお客さんが通訳してくれて会話がはずみ、、
最終的には
『あなたは美しいから仕事の後お家に招きたい』
と言われ、、
昨日は予定があったので丁寧にお断りしました。
マッサージが終わったら、そこでおばちゃんの任務は終了なはずなのですが、
身体まで洗ってくれ、履いてた下着を脱がされ、手で洗ってくれまた履かされるというお世話好きなおばちゃん(笑)
フランス同様、チュニジアでは挨拶の時、ほっぺた同士をくっつけ、右一回、左一回とキスの音をたててするのが習慣なのですが、、、
このおばちゃんと帰り際の挨拶は、、、
右ほっぺにキス、次は左ほっぺに行くはずが、まさかの唇に!!!!(笑)
唇にされたのは初めてで、戸惑った!
お宅にお邪魔してたらどうなってたんだろうか?(笑)
イスラム教徒は同性愛を固く禁止し、死刑になる程だから、
もちろんおばちゃんは何の下心もなくお世話してくれてたんだろうけど、今までにない経験に驚きました。
以前こちらの記事にも書きましたが、他人との距離がすごく近い国ですw
観光地に行けば、綺麗で贅沢なハマムがありますが、私は言葉があまり通じず、何が起こるかわからない庶民派のハマムが嫌いじゃないです!
皆さんもハマムのある国に訪れる際は、是非庶民派ハマムに挑戦してみて下さい(*^^*)
〜最後に〜
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