カナダの食文化。意外な組み合わせだけど超美味しい伝統料理。簡単レシピ付き
フランスからこんばんは^^
ワーホリ4ヶ国目×世界一周中の@ayatanedです!
はじめに
今日は、相方カナダ人の食文化を、カナダに一年間住んでいた時の経験を元に話していきます。
みなさんは、カナダ料理と聞いて、パっと思いつくものはありますか??
こちらの記事にも書いた通り、カナダという国は、まだ誕生して152年しか経過しておりません。
なので、伝統料理って存在するの?と疑問に思う方もいらっしゃると思うのですが、ご心配なく!
ちゃんとあります!ほんのわずかですが(笑) この詳細は下記に記載してますので、伝統料理だけ気になる方は、目次から飛んで下さい^^
普段どんなもの食べる?
カナダの家庭料理の多くは、皆さんがすぐ思いつく北米の食事、例えばハンバーガーやホットドッグ、パスタ、ピザなどが主流です。
多国籍料理
しかし、カナダは世界中からの移民を受け入れてきた移民大国でもあるため、多国籍な料理も楽しめます。(特に、バンクーバー、トロント)
街では日本をはじめ中国、韓国、ベトナム、タイ、インド、メキシコ、イギリス、フランスなど世界各国のレストランを見かけます。
カナダという国は、移民の方達がそれぞれの食文化をカナダの食材を使い独自に発展させてきた食の宝庫とも呼べる国です。
また移民の中には宗教上の理由でお肉を食べない人もいたり、カナダ人の中にも健康や動物愛護の観点からベジタリアンを選ぶ人々がいるため、ベジタリアンメニューが用意されているレストランも数多くあります。
ここでは、カナダで愛されているメジャーな料理を始め、日本とは少し違ったカナダの食文化と食事の特徴をご紹介します。
先ほどお伝えした通り、カナダの食卓でよく見かけるのはパスタやサンドイッチなどの洋食がメインです。
日本では一汁三菜のように、メインのご飯だけでなく小鉢が多く出されますが、
カナダでは、基本的にはメインとそれに沿えるサラダなどのシンプルな内容が定番です。
食事に関しても各皿に小分けに提供するのではなく、鍋や大皿を真ん中におき、各自で取り分けていくスタイルです。
なので、量に関しては自分で食べられる分だけ調整できるのは嬉しい点です。
味はケチャップやチーズなど単調な味が多く、少し飽きてしまいやすいかもしれませんが、テーブルには基本的に塩、コショウの調味料が準備してありますので、自分で調整しましょう。
激甘なスイーツ
海外のスイーツはどうしても甘い物が多いですよね。
実際カナダのスイーツも甘くて着色料たっぷりです(笑)
画像のケーキのクリームの感じ、着色料と砂糖を明らかに大量に使用しているのがわかりますよね。
海外のスイーツは甘すぎて身体に悪い為私はあまり好きではありません(笑)
そしてサイズが大きい為、すぐに飽きてしまう(´;ω;`)
誰かとシェアする事をオススメします!
カナダ伝統の食材
メープルシロップ
カナダは世界の約80%を生産している、世界最大のメープルシロップ生産国です。自然から生まれた甘味は絶品です。
ぜひパンケーキやフレンチトーストと一緒に、本場の味を試していただきたいです。小分けの瓶はお土産にも喜ばれます。
サーモン
カナダでも海に面した西海岸などでは、よく魚が食されます。そのため、日本のお寿司などもメジャーです。
特にサーモンは様々な種類があり、鮮度も抜群です。
また、カナダはサーモン釣りが有名でもありますね。
釣り好きにはオススメの国ですが、カナダは釣りをするのに資格やら許可証などの申請が必要な場所がありますので、お気をつけて!
カナダの伝統料理
様々の国の食事を楽しめるカナダ、もちろんカナダ独自の伝統的な料理も存在します。
メープルサーモン
上記の2品の伝統食材を使用したカナダ1番の伝統料理!
こちらは、レストランでも食べる事ができますが、カナダ人は家で作るパターンが多いです。
彼のお母さんも、ホームステイ先のママもよく作ってくれた料理で大好物です!
切り身サーモンに、メープルシロップをかけてお好みで野菜をトッピングしオーブンに入れるだけの簡単料理!
彼女達は、大胆に大きな切り身を切らずに料理します!
日本では、小さく1人分に切ってある鮭がスーパーで売られていますが、そちらでももちろん調理可能の料理です。
下記に簡単なレシピを紹介します^^
レシピ
材料 (切り身4~6切れ分)
メープルシロップ 大さじ4
醤油 大さじ2
にんにくみじんぎり 1片分
塩 小さじ1/4
粗挽き黒コショウ 小さじ1/4
鮭の切り身 4~6切れ
レモンまたはライム 半切れ
お好みで好きな野菜(アスパラ、じゃがいもなどなど)
作り方
①耐熱皿にメープルシロップから黒コショウまでの材料をいれ、軽く混ぜる。
②1の皿に鮭を入れ、鮭全体に1の調味料をまぶしながら並べ、輪切りにしたレモンまたはライムを鮭の上に乗せる。
③ラップをかけて冷蔵庫で30分以上マリネする。
④冷蔵庫から取り出したら好きな野菜を並べる。
⑤オーブンを200℃に温め、2のラップを取り、皿ごと20分焼いて完成。
プーティン
フライドポテトにグレイビーソースとチーズをかけた一品。
グレイビーソースとは、食肉をベースに作ったソースでこのソースがまた食欲をそそります。
カロリーはこの際考えないようにしましょう。
アイスワイン
デザートワインともいい、凍ったブドウのみを使用して作られたワインです。
どのアイスワインも、細長いお洒落なボトル容器なのが特徴です。
普通のワインよりも手間がかかり、限られた場所でしか生産することができない為、結構な値段がします。(カナダ以外では、ドイツ、オーストリアで生産)
現在、楽天にてJTBさんが世界のお土産品というコーナーでこちらのアイスワインを販売中のようです。
名前の通り甘口ですので、女性へのプレゼントに良いかと思います。
ナナイモバー
ブリティッシュコロンビア州のナナイモという街で生まれたチョコレート菓子です。
昔に、炭鉱で働く人々の奥様達が重労働に耐えられるように作ったもので、
チョコレート、カスタードのバタークリーム、クッキー生地が層になったお菓子
週末はブランチ
最近日本でも流行り始めている朝食カフェですが、カナダにもこの食文化があります。
特に朝食と昼食の間に食べる「ブランチ」が有名で、店舗も豊富です。
カナダでは週末になると友人や家族とブランチに出かけるカナダ人が多く、人気店では長蛇の列ができるほどです。
日本でも人気のパンケーキやフレンチトースト、エッグベネディクトなどぜひ本場のブランチを楽しんでみてください。
ベジタリアン
他にも、日本ではあまり見かけませんが、カナダでは多くの菜食主義者、「ベジタリアン」の方がいます。
宗教的理由でお肉の摂取を控えている方、健康を気遣いヘルシーなメニューを選ぶなど、ビーガンメニューを選ぶ方の理由は様々です。
そのため、スーパーやレストランでも大抵ベジタリアンの方向けのメニューが準備してあります。
移民大国であるカナダだからこそ、色んな国の方の食のスタイルを尊重した環境が整っている素晴らしい点だと思います。
チップ社会
またカナダには日本にはないチップの文化があるため、外食時には必ず食べ物の料金とは別に支払い金額の15%程度のチップが必要になります。
他にも税金が支払い料金に追加されるため、食費を節約したい人は、ファーストフード店や大型スーパーマーケットの惣菜コーナを利用したり、食材を購入して自炊する事をおすすめします。
まとめ
カナダの食文化と食事の特徴はいかがでしたでしょうか?
日本にはない魅力的な食文化ですよね!
留学や長期旅行で海外を訪れるとどうしても、現地の味に飽きてしまい日本食やその他の味を求めてしまいますよね。
カナダでは、そういった心配はありません。ぜひカナダならではの料理だけでなく、世界各国の料理をカナダで楽しんでみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
メープルサーモン食べてみたいって!と思われた方も、そうでない方も、下記の2つのボタンを押して下さると嬉しいです^^